中能登町(読み)なかのと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中能登町」の意味・わかりやすい解説

中能登〔町〕
なかのと

石川県,能登半島基部の宝達丘陵邑知潟平野中央部にかけてある町。南東で富山県に接する。 2005年鳥屋町,鹿島町,鹿西町が合体して発足基幹産業は繊維産業と農業。米作が中心だが,畑作も盛んで蔬菜,マメ類なども栽培される。古くから機業が盛んで,能登上布産地として知られる。上布のほか絹,合成繊維の機業も発達し,能登機業地域の中心地。町域西部にある 36基からなる雨の宮古墳群と東部石動山は国指定史跡。石動山は能登半島国定公園に属し,南部の富山県境の碁石ヶ峰から石動山にいたる丘陵一帯は碁石ヶ峰県立自然公園に指定。 JR七尾線,国道 159号線が通る。面積 89.45km2。人口 1万6540(2020)。

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日本歴史地名大系 「中能登町」の解説

中能登町
なかのとまち

2005年3月1日:鹿島郡鹿西町鳥屋町鹿島町合併
【鹿西町】石川県:鹿島郡
【鳥屋町】石川県:鹿島郡
【鹿島町】石川県:鹿島郡

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