日本歴史地名大系 「二井田村」の解説
二井田村
にいだむら
- 秋田県:大館市
- 二井田村
大館盆地南部、北流する
「吾妻鏡」文治五年(一一八九)九月三日条にみえる平泉藤原泰衡の「相恃数代郎従」河田次郎の本拠地
二井田村
にいだむら
二井田村
にいだむら
二井田村
にいだむら
二井田村
にいだむら
二井田村
にいだむら
羽州街道の東側にあり、増田村(現増田町)から
正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に増田村の内とある。享保一四年(一七二九)平鹿郡御黒印吟味覚書(秋田県庁蔵)によれば、享保元年には新田村と称したが、同一四年に二井田村と改め、付記に「元禄二井田村但誤而新田出」とあるから、元禄年間(一六八八―一七〇四)には一村となっていた。享保一五年の「六郡郡邑記」は二井田村を改めて新田村とし、家数四九軒とある。文化年間(一八〇四―一八)の「秋田風土記」に「高三百二十四石二斗九合、元五百十六石五升一合ノ地、免五つ五分、田水岩崎川、家居四十九」と記す。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報