五竜岳(読み)ごりゅうだけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

五竜岳
ごりゅうだけ

長野・富山県境,飛騨山脈後立山連峰にある山。標高 2814m。おもに花崗岩から成る。南方の鹿島槍ヶ岳との間には八峰キレットの岩場があり,南東は鹿島川上流が深く浸食して,けわしい山容を示す。山頂のすぐ北の白岳 (しらだけ) に五竜山荘があり,東麓の白馬村神城から遠見尾根伝いの登山路がある。中部山岳国立公園に属する。

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百科事典マイペディアの解説

五竜岳【ごりゅうだけ】

長野県,富山県の境,後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)にある山。標高2814m。山名は東斜面の岩壁にある菱形の割れ目をもつ大岩を武田氏の御紋の意味で御菱(ごりょう)と呼んだという説,後立山の後立(ごりゅう)が語源とする説もある。中部山岳国立公園に属し,日本百名山にも選ばれている。
→関連項目八方尾根

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世界大百科事典 第2版の解説

ごりゅうだけ【五竜岳】

長野・富山県境,飛驒山脈(北アルプス)北東部にある山。後立山連峰の中央部,鹿島槍ヶ岳と大黒岳の間に位置する。標高2814m。山頂部は山脈の南北方向に対して直角に,東西に伸びた山稜をつくっており,頂部がヒン(玢)岩,谷底が花コウセン緑岩からなる。東側は鹿島川の源流部のシラタケ沢の深い谷に向かって岩壁がそそり立ち,多数の岩稜があって岩登りの対象となっている。西側は黒部川支流である東谷と餓鬼谷の間に長大な尾根をのばし,多重山稜や小凹地をその上にのせている。

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