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過剰人口 かじょうじんこう

百科事典マイペディアの解説

過剰人口【かじょうじんこう】

一定地域の経済的人口収容力(適度人口)に対して人口が多過ぎる状態。人口が全体として可能な扶養力(食糧または食糧に換算され得る国民所得)を超過している場合を絶対的過剰人口(マルサス),資本主義社会制度のもとで資本の有機的構成の高度化のために生ずる失業者など,十分な雇用の機会を見出せない場合を相対的過剰人口マルクス)という。
→関連項目人口爆発人口論

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世界大百科事典 第2版の解説

かじょうじんこう【過剰人口 over‐population】

適度人口に比し多すぎる人口が過剰人口ということになるが,マルサスの絶対的過剰人口(人口を扶養するに足る食糧供給量以上に増加した人口)論に対し,マルクスは相対的過剰人口relative surplus‐population論を主張した。マルクスのこの概念は主として社会経済的なものであって,次のようなものである。資本主義社会制度のもとにおいては,〈資本の有機的構成〉の高度化の結果として失業者が生ずる。これが産業予備軍とよばれる相対的過剰人口である。

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