デジタル大辞泉
「兄貴」の意味・読み・例文・類語
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あに‐き【兄貴】
- 〘 名詞 〙 ( 「あにぎみ(兄君)」の変化した語か。「貴」は当て字 )
- ① 兄を敬って、また、親しんでいう語。にいさん。
- [初出の実例]「野と山の花のあにきや腹がはり〈知円〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)一)
- 「お袋は早く兄きが内へ帰られるやうにといふので」(出典:里芋の芽と不動の目(1910)〈森鴎外〉)
- ② 若者またはやくざ仲間などで年長の者、勢力のある者を呼ぶ語。
- [初出の実例]「なんと兄貴(アニキ)、あの卯月といふのが先か、彌生といふがさきでござるか」(出典:咄本・聞上手三篇(1773)兄貴)
- ③ 男が他の者より年長であること。
- [初出の実例]「君は僕より年長(アニキ)だし、経験にも富むどるし」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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兄貴
今江祥智による児童文学作品。戦中戦後の混乱期を生きる兄弟の姿を描く。1977年刊行。同年、野間児童文芸賞受賞。
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