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他我問題 たがもんだい

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世界大百科事典 第2版の解説

たがもんだい【他我問題】

他人の心〉をいかにしてわれわれは知りうるかという哲学的問題。例えば,友人と赤の交通信号を見る。そのとき私と友人の赤の感覚は同じだろうか違うだろうか。あるいは,友人はそもそも何かの色を感じているのだろうか。それを直接にテストする方法はありえない。私は友人ではないからである。しかし間接的方法ならある,というのがこの〈他我問題〉での類推説である。赤を見たときの私の行動的反応と友人のそれとがほぼ同じならば友人は私とほぼ同じ感覚をもったと類推できる,というのである。

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世界大百科事典内の他我問題の言及

【論理実証主義】より

…この難点を避けるため,たとえば,シュリックは経験の内容と構造を区別するというような試みを行ったが,必ずしも成功していない。この難問は〈内的経験の私秘性〉〈他我問題〉などとして現在にまで持ちこされている。(2)現象論と物理主義 論理実証主義は初期,マッハとラッセルの強い影響の下に,現象主義の立場をとった。…

※「他我問題」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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