韓国(大韓民国)、慶尚南道(けいしょうなんどう/キョンサンナムド)陝川(せんせん)郡と慶尚北道(けいしょうほくどう/キョンサンプクド)星州郡にまたがる名山。標高1430メートル。樹木が茂り、山体が秀麗で怪峰奇岩が連なる。また清流が織り成す黄渓(こうけい)の滝、紅流洞渓谷、竜門の滝などの絶景が多く、国立公園に指定されている。南麓(なんろく)には有名な海印寺(かいいんじ)があり、一年中観光客、参拝客が絶えない。海印寺には高麗(こうらい)時代に版刻された八万大蔵経が保管されている。付近にはツバキが群生しており、海印寺渓谷では伝統的な韓紙(かんし)がつくられている。
[森 聖雨]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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