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俊徳丸 シュントクマル

百科事典マイペディアの解説

俊徳丸【しゅんとくまる】

しんとく丸

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大辞林 第三版の解説

しゅんとくまる【俊徳丸】

伝説上の人物。河内の国、高安家に清水観音の申し子として生まれたが、盲目となり零落する。能「弱法師よろぼし」をはじめ、説経節「しんとく丸」、浄瑠璃「摂州合邦辻せつしゆうがつぽうがつじ」などに脚色。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

俊徳丸
しゅんとくまる

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世界大百科事典内の俊徳丸の言及

【信徳丸】より

…能の《弱法師(よろぼし)》もまた忘れてはならぬ作である。さる人の讒言とあって継母の姿はないが俊徳丸の名が見え,天王寺の西門,右の鳥居を舞台とする日想観(につそうかん)信仰が取り入れられ,盲目の俊徳丸の心眼に映る四方の景観が,そのまま悉皆(しつかい)成仏の浄土を思わせる美しさに輝く。盲目なるがゆえに可能な法悦としてそれは描かれており,開眼ではなく,盲目を選びとることによって即身成仏的な至福の世界を心眼に納めとるという逆の演出法に成果を示している。…

【摂州合邦辻】より

…1773年(安永2)2月大坂北堀江市の側芝居初演。河内の大名高安家のお家騒動の際,後妻の玉手御前がわが身を犠牲にして世嗣の俊徳丸に家督を継がせ,継母としての義理を果たしたという経緯を描いた作品。盲目の俊徳丸を主人公とする謡曲《弱法師(よろぼし)》や説経節《信徳丸》の系譜を受けて作られた《莠伶人吾妻雛形(ふたばれいじんあづまのひながた)》(1733年7月大坂豊竹座)を直接の先蹤とし,それに説経節《愛護若(あいごのわか)》系の継母の恋という構想をも絡めて筋立てを展開させたもの。…

※「俊徳丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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