俗用(読み)ぞくよう

精選版 日本国語大辞典 「俗用」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐よう【俗用】

〘名〙
人情本・恋の若竹(1833‐39)初「ちっと俗用(ゾクヨウ)がありやすから、失敬ながらお暇といふ洒落だ」
② 俗世間で用いること。広く世間一般に行なわれること。通行
※農家調宝記(1809‐22)初「(おほむぎ)(こむぎ)〈俗用は大麦小麦なり〉」 〔白居易‐双石詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「俗用」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐よう【俗用】

日常の煩わしく、つまらない仕事。世俗の雑事。俗事。「俗用に追われる」
世間一般に行われること。「年齢を書く際、歳を才とするのは俗用である」
[類語]俗事世塵世故世事俗塵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「俗用」の読み・字形・画数・意味

【俗用】ぞくよう

俗事。

字通「俗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android