世故(読み)セイコ

大辞林 第三版の解説

せいこ【世故】

せこ(世故)」に同じ。 「 -に飽くまで通じてゐた/阿部一族 鷗外

せこ【世故】

世の中の習慣や実情。世間の種々の俗事。せいこ。 「 -にはお暗い方だて/当世書生気質 逍遥
[句項目] 世故に長ける

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

せい‐こ【世故】

〘名〙 世間のものごと。(通常)社会の慣例。世事。せこ。
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「むかしの飛車におなじからず角も世(セイコ)に長ずるにいたれば直なる道をも行くことあるべし」

せ‐こ【世故】

〘名〙 世の中の風俗、習慣など種々の雑事。世間の俗事やならわし。せいこ。
童子問(1707)下「乃屏居山林。謝絶世故。坐禅面壁」
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三「然(せう)いふ御自分さまが、やっぱり世故(セコ)にはお暗い方だて」 〔列子‐楊朱〕

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