コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

元永定正 もとながさだまさ

3件 の用語解説(元永定正の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

元永定正【もとながさだまさ】

美術家。三重県生れ。上野商業学校卒。浜辺万吉に絵を学ぶ。1955年具体美術協会会員となる。1968年の第20回まで出品。初期にはビニルに絵具を入れて吊り下げるインスタレーション等を行う。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

元永定正 もとなが-さだまさ

1922-2011 昭和後期-平成時代の洋画家。
大正11年11月26日生まれ。昭和30年具体美術協会会員となり,吉原治良に師事。58年日本芸術大賞。アンフォルメル作家として注目される。近年は独自の色彩によるユーモア,ときにエロチックな感覚の作品を発表。「もけらもけら」(山下洋輔文)など絵本も手がける。平成19年絵本の原画「いろ いきてる!」で東郷青児美術館大賞。平成23年10月3日死去。88歳。三重県出身。上野商業卒。作品に「作品66―1」「ZZZZZ」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

元永定正
もとながさだまさ
(1922― )

洋画家。三重県上野市(現、伊賀市)生まれ。1955年(昭和30)具体美術協会会員となり吉原治良(じろう)に師事、71年退会まで具体展に出品。具体展では、抽象絵画とともに、さまざまな工業素材を用いて仮設的な立体作品を手がけたり、イベント的な作品を発表。1958年ごろからはアンフォルメルに影響され、絵の具の飛散や流れを生かした絵画を制作。58年「新しい絵画世界展――アンフォルメルと具体」に出品、翌年トリノのプレミオ・リソーネ展で受賞。66年現代日本美術展で二度目の優秀賞を受け、渡米してニューヨークに滞在、翌年ヨーロッパを巡遊して帰国。激しい抽象表現主義から簡潔でユーモラスな作風に移る。また、70年の万博美術展では、お祭り広場の夜のイベントを演出するなど幅広い活躍をみせる。翌年現代日本美術展で京都国立近代美術館買上賞を受賞。その後も83年美術文化振興協会賞や日本芸術大賞を受賞。また、同年ソウル国際版画ビエンナーレ展で大賞を受けるなど、版画作品も旺盛(おうせい)に制作する。91年(平成3)自ら手がけた絵本が絵本にっぽん賞を受賞。93年ベネチア・ビエンナーレ出品。96年成安造形大学教授となる。1991年三重県立美術館で、2002年西宮市大谷記念美術館で個展を開催。[小倉忠夫・柳沢秀行]
『榊莫山・元永定正著『天風浪々――絵と書の対話』(1984・美術公論社) ▽『ころころころ』(1984・福音館書店) ▽『がちゃがちゃどんどん』(1990・福音館書店) ▽『元永定正作品集』(1991・博進堂出版部) ▽『ぱぴぷぺぽ――いろながれかたちうごいて』(1999・光村教育図書)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

元永定正の関連キーワード入沢宏小尾俊人川崎寛治岸昌佐藤圀夫田宮信雄築島裕辻隆本多波雄安嶋弥

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

元永定正の関連情報