光り輝く(読み)ヒカリカガヤク

デジタル大辞泉 「光り輝く」の意味・読み・例文・類語

ひかり‐かがや・く【光り輝く】

[動カ五(四)]中世まで「ひかりかかやく」》光を放って輝く。きらきらと光る。また、輝くばかりに美しく見える。「太陽が―・く」
「めでたく―・く娘を」〈古本説話集・上〉
[類語]光る輝くきらめくひらめまたた照る照らす照り輝く照りえる照り付けるきらつくぎらつく発光する一閃いっせんする反照する

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関連語 金色 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「光り輝く」の意味・読み・例文・類語

ひかり‐かがや・く【光輝】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 古くは「ひかりかかやく」 )
  2. 光を放ってきらめく。
    1. [初出の実例]「仏の御丈六尺ばかりにて、金色(こんじき)にひかりかかやき給て」(出典更級日記(1059頃))
  3. 人などが、かがやくばかりに美しく見える。
    1. [初出の実例]「あたりひかりかかやきて、見る人眩(まばゆ)きまでみゆ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)

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