六条(読み)ろくじょう

  • ろくじょう ‥デウ
  • ろくじょう ロクデウ
  • ろくじょう〔ロクデウ〕

大辞林 第三版の解説

◇平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。六条大路。
六条にあったことから 西本願寺および東本願寺のこと。
「六条豆腐」の略。

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精選版 日本国語大辞典の解説

[1] 〘名〙
① 平城京・平安京などの条坊制で、京城を九条に区切ったうちの一つ。五条大路より南、六条大路より北の区域。
※続日本後紀‐承和三年(836)閏五月乙酉「改本居附左京六条二坊
② 「ろくじょうどうふ(六条豆腐)」の。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※御伽草子・猫の草紙(江戸初)「袈裟、衣ともいはず、扇、物の本、はりつけ屏風、かき餠、ろくでうなどをたまらせず」
[2]
[一] (「六条大路」の略) 平城京・平安京などの東西の大路の一つ。
※源氏(1001‐14頃)澪標「なほかの六条のふる宮をいとよく修理(すり)し繕ひたりければ」
※京童(1658)二「むかしは、三筋町とて、六条(ろくデウ)にありしを」
[三] (六条堀川にあったところから) 中世末ごろ、本圀寺(ほんこくじ)の異称。
※信長公記(1598)二「公方様六条に御座候を取詰め、門前焼払ひ、既に寺中へ乗入るべきの行なり」
[四] (六条通の南にあったところから) 西本願寺および東本願寺の異称。
※雑俳・新とくさ後編(1800)「恩にきせ・六条拝ます案内者」
姓氏の一つ。

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