分割払い(読み)ブンカツバライ

デジタル大辞泉 「分割払い」の意味・読み・例文・類語

ぶんかつ‐ばらい〔‐ばらひ〕【分割払い】

代金を2回以上に分けて支払うこと。⇔一時払い
[類語]割賦月賦月販年賦支出出金出費出銭でせん失費掛かりつい物入り支払い歳出経費実費雑費歳費決済勘定支弁払い払い込み醵出きょしゅつ醵金きょきん出資先払い前払い後払い未払い不払い追いばら延べ払い一時払い有る時払い遅払い出世払い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の分割払いの言及

【割賦販売】より

…支払サイクルから分類すると,毎週1回支払う週賦,10日に1回支払う旬賦,毎月1回支払う月賦,毎年1回支払う年賦など,さまざまであるが,現在では月賦が最も一般的である。分割払いによる債務の決済は,最も古いものとしては,エジプトやローマにおける土地・家屋など不動産の取引にみられるが,今日のように一般の消費財の取引に広く適用されるようになったのは,早く見積もっても産業革命後であり,大量生産体制の確立と密接に結びついているといってよい。すなわち現在の割賦販売方式は,量産化の進んだ比較的高価格の耐久消費財を円滑に販売することを可能にするとともに,それらの購入を通じて一般給与生活者等の生活水準の引上げを可能にしているのである。…

※「分割払い」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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