醵金(読み)キョキン

デジタル大辞泉 「醵金」の意味・読み・例文・類語

きょ‐きん【×醵金】

[名](スル)ある目的のために金を出し合うこと。また、その金。「被災者救援のために醵金する」
[補説]「拠金」とも当てて書く。
[類語]醵出支出出金出費出銭でせん失費掛かりつい物入り支払い歳出経費実費雑費歳費決済勘定支弁払い払い込み出資先払い前払い後払い未払い不払い追いばら延べ払い一時払い分割払い有る時払い遅払い出世払い

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精選版 日本国語大辞典 「醵金」の意味・読み・例文・類語

きょ‐きん【醵金】

  1. 〘 名詞 〙 何か事をするために、必要な金を出し合うこと。また、その金。
    1. [初出の実例]「派出の名代人国会に集りても、費用乏しく、時には其奉金より醵金し」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    2. [その他の文献]〔輟耕録‐煖屋〕

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