剣淵町(読み)けんぶちちよう

日本歴史地名大系 「剣淵町」の解説

剣淵町
けんぶちちよう

面積:一三一・二〇平方キロ

昭和三七年(一九六二)上川郡剣淵村が町制を施行して成立。上川支庁管内北部に位置し、南は和寒わつさむ町、ほかは士別市に囲まれる。中央部に平地が広がり、東部は丘陵、西部は山地。剣淵川は町域南端で右岸六線ろくせん川、左岸にパンケペオッペ川を合せ、東部丘陵麓を北流する。東部を南北に国道四〇号、JR宗谷本線が通り、宗谷本線には東六線ひがしろくせん・剣淵・北剣淵きたけんぶちの三駅がある。国道四〇号に並行する北海道縦貫自動車道は現在工事中。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「剣淵町」の意味・わかりやすい解説

剣淵〔町〕
けんぶち

北海道中部にある町。 1962年町制。地名はアイヌ語ケネニペツ (ハンノキの川の意) に由来。 1899年最後の屯田兵村として設置され,この地の開拓先駆となった。名寄盆地南部の農業地域で,ジャガイモなどの栽培と,米作が行われる。国道 40号線,JR宗谷本線が通る。面積 130.99km2人口 2926(2020)。

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