デジタル大辞泉
「助かる」の意味・読み・例文・類語
たすか・る【助かる】
[動ラ五(四)]
1 死や危険な状態から免れる。「このけがでは―・るまい」「奇跡的に―・る」
2 被害・災害などにあわなくてすむ。「物置が焼けただけで母屋は―・った」
3 労力・費用・負担などが少なくてすむ。楽である。「手伝ってくれるので―・る」「物価が安くて―・る」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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たすか・る【助・扶】
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「たすける(助)」の自動詞形 )
- ① 死の危険や病気、罪科、損害などを免れる。
- [初出の実例]「ものもおぼえざりしに、律師(りし)の加持せしこそ、遠く聞こえて、たすかる心ちせしか」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)
- 「命をたすかったをうれしひと思ふ物じゃ」(出典:虎明本狂言・靫猿(室町末‐近世初))
- ② 精神的な苦しみや迷いから救われる。精神的、宗教的に救われる。
- [初出の実例]「あはれに問ひきこえ給へば、それにたすかることどもあり」(出典:多武峰少将物語(10C中))
- 「若い男かなんかであってくれたはうが、まだしもいくらか助かるやうな気持だった」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉三人上戸)
- ③ 骨折りや負担、苦痛が少なくてすむ。楽になる。
- [初出の実例]「もしやたすかり給ふと、筧の水をまかせたれば」(出典:平家物語(13C前)六)
- 「此方も大きに助かる訳だ」(出典:蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉七)
- ④ ( 「杖(つえ)にたすかる」の形で ) 杖にすがる。杖を支えとする。
- [初出の実例]「藜のあかざの杖にたすかってあるく老人の心ぞ」(出典:玉塵抄(1563)一八)
助かるの補助注記
平安期の俗語で、主に男子の会話や語り物などで使用された。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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