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医用電子機器 いようでんしききmedical electronics equipment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

医用電子機器
いようでんしきき
medical electronics equipment

医学において検査,診断,治療,監視などに用いられる電子機器の総称で,ME機器とも呼ばれ,次のように分類されている。生体現象測定記録装置 (心電計,脳波計など) ,医用監視装置 (分娩監視装置ICU,テレメータなど) ,検体検査装置 (自動化学分析装置,血液像分析装置など) ,医用超音波応用装置 (超音波診断装置,超音波治療装置など) ,核医学測定装置 (ラジオアイソトープ診断装置など) ,コンピュータトモグラフ,医用テレビ装置 (X線テレビ,内視鏡用カラーテレビなど) ,医用データ処理装置 (コンピュータなど) ,刺激・治療装置 (心臓ペースメーカー,レーザーメス,低周波治療器など) ,生体機能補助装置 (人工臓器補聴器など) ,医用システム (総合健診システム,病院情報システムなど) 。 ME機器は一般工業用機器と違って人体に直接または間接に用いられるので,その安全性については十分な配慮が必要となる。最近の ME機器の発達はきわめてめざましく,いまや ME機器なくしては科学的医療の遂行はむずかしいといえる。

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世界大百科事典 第2版の解説

いようでんしきき【医用電子機器】

医学領域で用いられる電子機器をいい,このような医用機器の研究・開発を行う分野をME(medical engineeringの略)という。
[MEの定義および分野]
 1958年に,医用生体工学に関する国際会議がパリで開かれたとき,MEとはmedical electronicsとされた。そこで,狭い意味でMEというとME機器,すなわち医用電子機器をさすことが多い。ところが,65年に東京で第6回国際会議が開かれたとき,medical electronics & biological engineeringと研究分野が拡大され,67年の第7回ストックホルムの会議では,さらにmedical & biological engineeringに拡大された。

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