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十五年戦争 ジュウゴネンセンソウ

デジタル大辞泉の解説

じゅうごねん‐せんそう〔ジフゴネンセンサウ〕【十五年戦争】

昭和6年(1931)から昭和20年(1945)まで足かけ15年間にわたる日本の対外戦争の称。満州事変日中戦争太平洋戦争は、相互に密接、不可分な、ひとつづきの戦争であるという認識から生まれた呼称

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大辞林 第三版の解説

じゅうごねんせんそう【十五年戦争】

満州事変(1931年)に始まり、日中戦争・太平洋戦争を経て1945年の敗戦に至る日本の15年間の対外戦争の総称。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

十五年戦争
じゅうごねんせんそう

1931年(昭和6)の満州事変から、1937年の日中戦争、1941年の太平洋戦争を経て、1945年の敗戦までの足掛け15年間の戦争をいう。
 従来、第二次世界大戦における日本の戦争は、大東亜戦争、太平洋戦争といわれてきた。前者の呼称は、太平洋戦争開始直後の1941年12月12日、東条英機(ひでき)内閣が日本の戦争目的は、米英など白人帝国主義からアジアを解放し、日本を盟主とする「大東亜共栄圏」の建設にあるとし、今回の戦争を「支那(しな)事変を含めて大東亜戦争と呼称す」るとして決定されたもので、公権力決定の呼称によって、日本の侵略戦争を「聖戦」として美化したものである。一方、後者の呼称は、敗戦直後の連合軍の占領下でアメリカによって採用された。1946年(昭和21)4月、連合国最高司令部(GHQ)民間情報教育局の資料提供による『太平洋戦争史』(中屋健弌訳)が、「太平洋戦争」の表題をもつ最初の本で、以降、太平洋戦争という呼称が一般化した。しかしこの呼称は、第二次世界大戦における日本の戦争を、もっぱら日米戦争に限定し、中国戦線における日本の敗北、中国などへの加害責任をあいまいにする問題をはらむものであった。
 こうしたなかで、第二次大戦における日本の侵略戦争を、ばらばらに切り離してみるのでなく、密接不可分の関連のもとにとらえ、とりわけ中国や東南アジア諸民族への侵略戦争を重視してとらえる視点にたった戦争認識の呼称として、1931年の満州事変を起点とする十五年戦争という呼称が広く使われ始めた。[山田敬男]
『家永三郎著『太平洋戦争』(1968・岩波書店)』

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世界大百科事典内の十五年戦争の言及

【太平洋戦争】より

…1941年12月8日から45年9月2日にかけて日本と連合国とのあいだで戦われた戦争。
【戦況】

[戦争の原因]
 太平洋戦争は満州事変および日中戦争とともに十五年戦争と総称され,十五年戦争の第3段階にあたり,かつ第2次世界大戦の重要な構成要素をなす戦争である。近年は,戦争の実質からして〈アジア・太平洋戦争〉という呼称も提唱されている。…

※「十五年戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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