コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

千丈渓 せんじょうけい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

千丈渓
せんじょうけい

島根県中部,邑南町石見と江津市桜江にまたがる渓谷千畳渓とも書く。江川 (ごうがわ) の支流八戸 (やと) 川に注ぐ日和 (ひわ) 川が流紋岩 (石英粗面岩) を浸食してできた渓谷で,約 5kmにわたり滝と淵が連続。猿渡り,魚切,大淵,紅葉滝,千枚滝など 24景勝があり名勝に指定されている。千丈渓県立自然公園に属する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

せんじょうけい【千丈渓】

島根県中部,邑智石見(いわみ)町と桜江町にまたがる渓谷。千畳渓とも書く。JR三江線川戸駅から近い。八戸(やと)川の支流日和川が石英粗面岩を浸食してつくったもので,5kmにわたって滝と淵が連続し,甌穴(おうけつ)もみられる。猿渡り,魚切,大淵,紅葉滝,白藤滝,鴛鴦おしどり)ノ淵,千枚滝,一ノ滝などの24の景勝があり,両岸松林広葉樹側壁のコケ,つる性植物も美しい。江川水系県立自然公園の一部をなす。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

日本の地名がわかる事典の解説

〔島根県〕千丈渓(せんじょうけい)


島根県中部、邑智(おおち)郡邑南(おおなん)町から江津(ごうつ)市桜江(さくらえ)町江尾(えのお)にまたがる日和(ひわ)川(1級河川江(ごう)の川水系の2次支流)の渓谷。千畳渓とも書く。長さ約5km。石英粗面岩が浸食されてできた。高さ40mの白藤(しらふじの)滝や紅葉(もみじ)滝など20以上の景勝が連なる。国指定の名勝。遊歩道が完備され、ブナ・カエデの紅葉は絶景。

出典|講談社日本の地名がわかる事典について | 情報 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

千丈渓
せんじょうけい

島根県中央部、江津(ごうつ)市と邑智(おおち)郡邑南(おおなん)町の境界にある渓谷。千畳渓とも書く。江の川(ごうのかわ)の支流八戸(やと)川に合流する日和(ひわ)川が石英粗面岩を貫穿(かんせん)して5キロメートルにわたる峡谷をつくり、国の名勝に指定されている。本流である江の川の侵食回春の影響を受けて形成された20余の滝がある。岩質が堅く、板状や方状節理の多い石英粗面岩が急な瀑布(ばくふ)をつくり、深谷の特色を発揮している。なかでも白藤滝は40メートルに及ぶ瀑布である。峡谷に沿って遊歩道があり、とくに紅葉時の景観はすばらしい。[飯田 光]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の千丈渓の言及

【千丈渓】より

…島根県中部,邑智郡石見(いわみ)町と桜江町にまたがる渓谷。千畳渓とも書く。JR三江線川戸駅から近い。八戸(やと)川の支流日和川が石英粗面岩を浸食してつくったもので,5kmにわたって滝と淵が連続し,甌穴(おうけつ)もみられる。猿渡り,魚切,大淵,紅葉滝,白藤滝,鴛鴦(おしどり)ノ淵,千枚滝,一ノ滝などの24の景勝があり,両岸の松林や広葉樹,側壁のコケ,つる性植物も美しい。江川水系県立自然公園の一部をなす。…

※「千丈渓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

千丈渓の関連キーワード邑南(町)江津(市)石見[町]島根(県)江の川飯田

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android