博識(読み)ハクシキ

精選版 日本国語大辞典 「博識」の意味・読み・例文・類語

はく‐しき【博識】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 知識が広い分野に及んでいること。広く物事を知っていること。また、そのさま。博学。
    1. [初出の実例]「しからば、天下の事々物々の理を窮(きわめ)、博識(ハクシキ)多聞なりと云とも、何の益かあらむ」(出典集義和書(1676頃)九)
    2. [その他の文献]〔晉書‐束晳伝〕

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普及版 字通 「博識」の読み・字形・画数・意味

【博識】はくしき

学識が広博であること。〔子華子晏子〕昔、先大夫隨武子の位に在るや、睿(めいえい)にして以て、晉國の雋老(しゆんらう)なりき。

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