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インデン 〈ポルトガル〉Indian/〈オランダ〉Indiën

デジタル大辞泉の解説

インデン(〈ポルトガル〉Indian/〈オランダ〉Indiën)

羊または鹿のなめし革。柔らかで小皺(こじわ)があるため独特の感触がある。藍(あい)模様型染めしたり、漆をひいて模様をつけたりして、袋物などに使う。江戸中期以降、甲州名産。インデン革。
[補説]インドから伝わったといわれ、「印伝」とも書く。

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百科事典マイペディアの解説

印伝【いんでん】

羊または鹿のなめし革。しぼが細かく,肌合(はだあい)が柔らかい。染色を施し,多くは漆で模様を描き,袋物に賞用。甲州印伝が有名。名はインド伝来にちなむ。
→関連項目甲府[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

いんでん【印伝】

鹿皮などの獣皮をなめして柔らかくし,漆や型紙を用いて文様を現した染革の一種。16世紀中ごろにインドから伝来したといわれ,〈印伝〉の名がある。皮特有の適度の伸縮性があり,また染色性もよく,江戸・明治時代には袋物やタバコ入れとして珍重された。現在では山梨県甲府市にこの技法が伝えられ,甲州印伝と呼ばれている。これは主として型紙を用い,文様を漆で表したものである。【土屋 良雄

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大辞林 第三版の解説

いんでん【印伝】

〔インドから伝来した、の意〕
羊または鹿の鞣革なめしがわに漆で模様を現した染め革。また、その革で作った袋物。江戸中期以降、甲府で山羊革や牛革を使って作られる。印伝革。

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