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原阿佐緒 はら あさお

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美術人名辞典の解説

原阿佐緒

歌人、与謝野晶子に学ぶ、後アラゝギに入る。明治21年生。昭和44年(1969)歿、80才。

出典|(株)思文閣
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

原阿佐緒 はら-あさお

1888-1969 明治-大正時代の歌人。
明治21年6月1日生まれ。42年与謝野(よさの)晶子にみとめられて新詩社にはいり,「スバル」などに歌を発表。大正2年「アララギ」に参加したが,10年同門の石原純との恋愛事件で破門された。昭和44年2月21日死去。80歳。宮城県出身。宮城高女中退。本名は浅尾。歌集に「涙痕(るいこん)」「白木槿(しろむくげ)」など。
【格言など】捨つといふすさまじきことするまへに毒を盛れかし君思ふ子に(「涙痕」)

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

原阿佐緒
はらあさお
(1888―1969)

歌人。宮城県黒川郡宮床(みやとこ)村(現大和(たいわ)町宮床字八坊原)に生まれる。原家は「塩屋」と号する土地の素封家。1903年(明治36)宮城県立高等女学校(現県立第一女子高校)を肋膜(ろくまく)炎のため中退。09年、『女子文壇』誌上で与謝野晶子(よさのあきこ)に認められ新詩社入社。13年(大正2)アララギ入社。21年、同門の歌人で物理学者の石原純(あつし)との恋愛問題により破門される。一貫して純情素朴な叙情歌を詠(うた)い上げた。『涙痕(るいこん)』(1913)、『白木槿(しろむくげ)』(1916)、『死をみつめて』(1921)、『うす雲』(1928)がある。1990年(平成2)郷里の大和町宮床に原阿佐緒記念館が開館した。[小野勝美]
 生きながら針に貫かれし蝶(てふ)のごと悶(もだ)へつつなほ飛ばむとぞする
『『原阿佐緒全歌集』全1巻(1978・至芸出版社) ▽『涙痕 歌集』(1988・短歌新聞社) ▽『死をみつめて 歌集』(1995・短歌新聞社) ▽小野勝美著『原阿佐緒の生涯』(1974・古川書房) ▽辺見じゅん著『愛することと歌うこと――女流歌人・俳人の肖像』(1986・美術公論社) ▽永畑道子著『花を投げた女たち――その五人の愛と生涯』(1990・文芸春秋) ▽小野勝美編『原阿佐緒文学アルバム』(1990・至芸出版社) ▽道浦母都子著『乳房のうたの系譜』(1995・筑摩書房) ▽原阿佐緒記念館友の会編・刊『原阿佐緒のおもいで』(1996) ▽西田耕三編『みやぎ文学館ライブラリー 原阿佐緒自伝・黒い絵具』(1997・耕風社) ▽河北新報社編集局編『ふるさと文学散歩――作家たちが描いた東北の人と風景』(1997・河北新報社) ▽瀬戸内晴美著『恋と芸術への情念――人物近代女性史』(講談社文庫) ▽道浦母都子著『女歌の百年』(岩波新書)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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