デジタル大辞泉 「反吐」の意味・読み・例文・類語 へど【▽反吐/嘔=吐】 一度食べて胃に入ったものを口から吐きもどすこと。また、その吐いたもの。「―を吐く」「顔を見るだけで―が出そうだ」[類語]嘔吐・吐瀉としゃ・げろ・むかむか・凭もたれる・むかつく・胸が焼ける・胸焼け・吐き気・気持ち悪い・むかっと・えずく・戻す・上げる・吐く・吐つく・吐き出す・つわり・悪阻おそ・二日酔い・悪酔い・込み上げる・べろんべろん・ぐでんぐでん 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「反吐」の意味・読み・例文・類語 はん‐と【反吐】 〘 名詞 〙 ( 「はんど」とも ) 飲食したものを口などからはくこと。また、はいたもの。[初出の実例]「為吐 はんとするを云ぞ」(出典:日本書紀桃源抄(15C後))「廁にまゐりて反吐(ハント)すといへばこそ穢からざれ」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉梓神子) へど【反吐・嘔吐】 〘 名詞 〙 一度飲みくだしたものをはきもどすこと。また、そのはいた汚物。たぐり。たまい。へんど。[初出の実例]「一口用レ之、即反吐」(出典:吾妻鏡‐宝治元年(1247)六月五日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例