デジタル大辞泉
「むかむか」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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むか‐むか
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① 感情や考えが急に高ぶるさまを表わす語。むくむく。
- [初出の実例]「任氏は、むかむかとたのしうなったそ」(出典:史記抄(1477)一九)
- ② 特に、怒りが急激にこみあげてくるさまを表わす語。
- [初出の実例]「むかむかと雲の浮嶋がはらたてて 針よりは唯富士のけぶりを〈任口〉」(出典:俳諧・誹枕(1680)下)
- 「それが如何にも得意らしい主人公の気持が謙作をむかむかさせた」(出典:暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉一)
- ③ 急に吐き気を催すさまを表わす語。
- [初出の実例]「彌々胸悪く、むかむかとして吐心(はきごころ)になれど」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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