叫喚地獄(読み)きょうかんじごく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

叫喚地獄
きょうかんじごく

八熱地獄 (または八大地獄) の一つ。叫喚 raurava地獄とは,熱湯の煮えたぎる大釜や,大火の燃え盛る鉄室で苦しめられ,あまりの苦しさに泣き叫ぶことから名づけられている。そこは生き物を殺した (殺生) 者,盗み (偸盗) ,妻以外の女または夫以外の男とのよこしまな性交 (邪淫) ,飲酒の罪を犯した者がおもむくところという。

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デジタル大辞泉の解説

きょうかん‐じごく〔ケウクワンヂゴク〕【叫喚地獄】

八大地獄の第四。殺生・偸盗(ちゅうとう)・邪淫(じゃいん)・飲酒をした者が落ち、熱湯や猛火の中で苦しめられ、泣きさけぶ所という。

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大辞林 第三版の解説

きょうかんじごく【叫喚地獄】

〘仏〙 八大地獄の第四。生前、殺生せつしよう・偸盗ちゆうとう・邪淫じやいん・飲酒おんじゆをした亡者が送られて、熱湯や猛火に責められ、号泣・叫喚するという地獄。

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精選版 日本国語大辞典の解説

きょうかん‐じごく ケウクヮンヂゴク【叫喚地獄】

〘名〙 仏語。八熱地獄の第四番目。罪人が猛火や熱湯などの苦しみにあい、泣きわめくところ。叫喚。
往生要集(984‐985)大文一「四、叫喚地獄者在衆合下、縦広同前」

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