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同性婚 どうせいこん

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知恵蔵2015の解説

同性婚

男性同士、あるいは女性同士が結婚すること。日本では現在、同性カップルの結婚は法的に認められていないが、同性婚を法制化する動きは近年、欧米を中心に相次いで見られる。最近では2011年6月、米国ニューヨーク州で同性同士の結婚を合法とする法案が可決された。
結婚が男女間でのみ成立することは、多くの国の家族法では比較的最近まで、当然のことと考えられていた。しかし、同性カップルを異性カップルと平等に取り扱うよう求める動きが高まり、同性カップルの登録が1989年に初めてデンマークで法制化されるなど、同性パートナーに婚姻に準じた法的地位を認める「パートナーシップ制度」が広がった。更に、2000年代になると、同性カップルに婚姻締結を認める「同性婚」を採用する国や地域も出てきた。これらの制度の内容は国によって異なり、対象を同性間に限るか異性間を含めるかといったことから、税制・社会保障・相続における優遇や養子制度の適用などについても対応が分かれている。また、法改正によって、制度の内容も変化しつつある。背景には、同性愛者への差別禁止の動きに加え、結婚・離婚・再婚などに対する意識変化や生殖医療の発達に伴う家族関係親子関係の複雑化・多様化などがあると見られる。
同性婚を認めている国には、オランダ(2001年)、ベルギー(03年)、スペインカナダ(05年)、南アフリカ(06年)、ノルウェースウェーデン(09年)、ポルトガルアイスランドアルゼンチン(10年)などがある。米国では、マサチューセッツ州(04年)で最初に認められ、コネティカット州(08年)、アイオワ州ニューハンプシャー州バーモント州ワシントン(09年)などに広がっている。

(原田英美  ライター / 2011年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

同性婚

民法は同性婚の禁止を明言していないが、条文の主語が「男は」「女は」とされるなど男女の婚姻を前提としていると解釈されているため、日本では法的に認められない。全国の同性愛者ら455人は7月、同性婚の法制化を政府や国会に勧告するよう日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた。全国に先駆けて東京都渋谷区世田谷区は5日、生活を共にする同性カップルを夫婦と同じような関係の「パートナー」と認める制度を始めた。

(2015-11-18 朝日新聞 朝刊 群馬全県・1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

どうせい‐こん【同性婚】

同性の結婚。男と男、女と女同士の結婚。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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