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和糸問屋 わいとどんや

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

和糸問屋
わいとどんや

江戸時代,国産生糸 (和糸) を集荷し西陣,堺,博多など機業地に供給していた京都の荷受問屋。起源は不詳であるが,享保 20 (1735) 年,問屋 34軒が集って和糸問屋株仲間を結成し,取引を独占,幕府の承認を取付けた。

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世界大百科事典 第2版の解説

わいとどんや【和糸問屋】

江戸時代,京都で国産生糸を取り扱った荷受問屋。当時白糸(唐糸,輸入生糸)に対し国産生糸を和糸といった。近世初頭,生糸消費の大半を占めた京都機業は,その需要のほとんどを白糸によって充足した。和糸は17世紀前半から後半にかけて,とくに近江,美濃をはじめとして国内諸国で生産され,京都へ移入されるようになり,生糸供給を補完したが,需要増大と白糸供給の不安定さ,国産奨励政策もあって,18世紀半ばごろまでには京都機業への供給においても大宗を占めるに至った。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の和糸問屋の言及

【生糸】より

…しかし1685年(貞享2)に江戸幕府が輸入超過を防ぐために白糸(中国産生糸)の輸入を制限したことが契機となって,衰退ぎみであった国内の生糸生産が再び発展しはじめた。とくに岩代,上野,信濃などの東山道諸国では養蚕・製糸業が勃興し,多量の為登糸(のぼせいと)を京都の和糸問屋を通じて西陣機業へ送るようになった。18世紀に入ると諸藩の国産奨励政策にも支えられて生糸生産はさらに各地へ普及し,西陣機業や地方機業へ原料糸を供給した。…

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