精選版 日本国語大辞典 「嗽薬」の意味・読み・例文・類語 うがい‐ぐすりうがひ‥【嗽薬】 〘 名詞 〙 うがいに用いる水薬。ほう酸水、過酸化水素液、食塩水などが使われる。含嗽剤(がんそうざい)。くくみぐすり。[初出の実例]「夏来れば うがひ薬(グスリ)の 病ある歯に沁(し)む朝のうれしかりけり」(出典:一握の砂(1910)〈石川啄木〉手套を脱ぐ時) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「嗽薬」の意味・わかりやすい解説 うがい薬【うがいぐすり】 含嗽(がんそう)剤。口腔やのどの洗浄,炎症の治療を目的とする外用液剤。収れん,防腐あるいは殺菌性の薬品の水溶液。たとえば5〜10%オキシドール,0.3%ミョウバン水溶液,臭化ドミフェン1万倍液,ポピドンヨード500倍液などが通常用いられる。→関連項目アフタ 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報