コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

四箇法要 しかほうよう

2件 の用語解説(四箇法要の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

四箇法要
しかほうよう

仏教儀式の部分名称。 (ばい) ,散華 (さんげ) ,梵音 (ぼんのん) ,錫杖 (しゃくじょう) の4種の声明 (しょうみょう) から成る。宗教の制約をこえて,広くいろいろな法会 (ほうえ) に通用する法要部分。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

しかほうよう【四箇法要】

仏事法要の構成法の名称。〈しかのほうよう〉とも読む。《(ばい)》《散花(さんげ)》《梵音(ぼんのん)》《錫杖(しやくじよう)》の四箇の声明曲(しようみようきよく)を具備した法要をさす。またこの4曲自体をさすこともあり,〈四箇法要付きの舎利講式〉というような言い方も行われる。これらの曲は法要の導入部で唱えられ,身心と道場を清めると同時に法要を荘厳(しようごん)する(飾る)意味を持つ。〈講讃〉〈講式〉などの顕教立(けんぎようだて)の法要が晴れの典礼としてつとめられるときには,四箇法要の形式が取られるが,これに対し,密教立の場合は二箇法要の形式を取る。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の四箇法要の言及

【寺事】より

…以下はその代表的な具体例である。 諸宗派共通で(1)に属するものとしては四箇法要(しかほうよう)・講経論義(こうきようろんぎ)法要などがあり,(2)に属するものとしては,祈願を目的とする大般若転読(だいはんにやてんどく)法要・悔過(けか)法要(悔過作法),仏祖・先人の供養を目的とする懺法(せんぼう)法要・講式法要,修身を目的とする布薩(ふさつ)法要,学識試第を目的とする竪義(りゆうぎ)論義法要(竪義論義)などがある。また特定宗派のみで用いられ(1)に属するものに,真言宗の理趣三昧(りしゆざんまい)法要・大曼陀羅供(だいまんだらく)法要,天台宗の曼陀羅供法要,浄土真宗の念讃法要などがあり,(2)に属するものに,祖師供養を目的とする天台宗の御影供(みえく)法要,浄土宗の御忌(ぎよき)法要,浄土真宗の大師影供(だいしえいぐ)作法など,また願生浄土を目的とする浄土宗の十夜(じゆうや)法要,春迎えを目的とする時宗の別時念仏(べつじねんぶつ)法要などがある。…

【二箇法要】より

…これらの曲は法要の導入部で唱えられ,身心と道場を清めると同時に法要を荘厳(しようごん)する(飾る)意味をもつ。曼陀羅供(まんだらく),理趣三昧(りしゆざんまい)などの密教立(みつきようだて)の法要が晴れの典礼として勤められるときには,二箇法要の形式がとられるが,これに対し,顕教立(けんぎようだて)の場合は四箇法要の形式をとる。後者は,《唄》《散花》《梵音(ぼんのん)》《錫杖(しやくじよう)》の4曲を具備するが,初めの2曲も二箇法要の場合とは異なる詞章,曲節の曲を用いる。…

【梵音】より

…声明曲(しようみようきよく)の曲名。《(ばい)》《散花(さんげ)》《錫杖(しやくじよう)》とともに四箇法要(しかほうよう)を構成し,顕教立(けんぎようだて)の法要に用いられる。詞章は,妙花を散らして仏法僧に供養する意で,〈十方所有勝妙花〉で始まる七言4句を1段とし,2段から成る。…

※「四箇法要」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

四箇法要の関連キーワード二箇法要仏事月忌刑事法四箇の法要法用法要例時作法十夜法要悔過作法

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone