労働能率とは無関係に一定時間の労働に対して一定額として支給される賃金。時間給、月給、週給、日給などがこれにあたる。通例は、基本給に固定的な手当を含めたものをさす。これに対して、能率や出来高に応じて変動する能率給、歩合給、出来高給などを変動給という。固定給は、一般に、管理事務、技術部門、生産部門のうち、労働の速度や量よりも確実性を必要とする作業、労働内容の変動性の高い作業、危険作業などに適するとされている。労働者にとっては、定額収入を確保しうるという点で望ましい形態であるが、資本家、経営者にとっても賃金管理が容易であることから、実際の賃金の大部分は固定給となっている。
[横山寿一]
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新