国貞(読み)クニサダ

精選版 日本国語大辞典 「国貞」の意味・読み・例文・類語

くにさだ【国貞】

  1. [ 一 ] 初代慶長慶安一五九六‐一六五二)ごろの刀工。日向の人。姓、藤原。法名、道和。和泉守と称する。京都の名工、国広の門に学び、のち大坂移住。生没年未詳。
  2. [ 二 ] 二代。初代の養子明暦寛文一六五五‐七三)ごろの刀工。日向の人。姓、井上。号、真改。和泉守と称する。生没年未詳。
  3. [ 三 ]うたがわくにさだ(歌川国貞)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国貞」の解説

国貞(初代) くにさだ

1590-1652 江戸時代前期の刀工。
天正(てんしょう)18年生まれ。真改(しんかい)(2代国貞)の父。京都の国広(くにひろ)にまなぶ。一説に国儔(くにとも)の門人とも。大坂に出,郷里日向(ひゅうが)(宮崎県)の飫肥(おび)藩主伊東祐久(すけひさ)につかえた。銘は「和泉守(いずみのかみ)藤原国貞」など。慶安5年5月5日死去。63歳。姓は井上。名は良広。通称は作之允。号は道和。

国貞(3代) くにさだ

1650-1706 江戸時代前期の刀工。
慶安3年生まれ。真改(しんかい)(2代国貞)の次男。父の死後大坂をはなれ,祖父・初代国貞の郷里日向(ひゅうが)(宮崎県)にいき,飫肥(おび)藩士にとりたてられたという。宝永3年9月7日死去。57歳。姓は井上。通称は団(弾)右衛門

国貞(2代) くにさだ

真改(しんかい)

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世界大百科事典(旧版)内の国貞の言及

【歌川国貞】より

…1807年(文化4)ころ画壇に登場,時代の好尚を巧みにとらえ人気作家として活躍,歌川画法の完成者とみなされている。作画領域は錦絵,合巻等の挿絵,秘画本にまで及ぶが,ことに江戸末期特有の美意識を如実にあらわした美人画と,役者絵にひいで,〈役者絵の国貞〉の異名をとった。2代国貞は,弟子の国政が継いだ。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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