地相(読み)チソウ

精選版 日本国語大辞典 「地相」の意味・読み・例文・類語

ち‐そう‥サウ【地相】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 住居などをさだめる場合に、その地の吉凶をうらなうこと。またその判断。
    1. [初出の実例]「地相に四神具足と云ふは、四神の躰なにものぞ」(出典:塵袋(1264‐88頃)一)
  3. 土地の様子。地形。
    1. [初出の実例]「家相地相(チサウ)及び人間の生活状態が一変し」(出典江戸から東京へ(1922)〈矢田挿雲〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android