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坂東三津五郎(4代) ばんどう みつごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

坂東三津五郎(4代) ばんどう-みつごろう

1802-1863 江戸時代後期の歌舞伎役者。
享和2年生まれ。3代坂東三津五郎の養子。天保(てんぽう)3年(1832)4代を襲名。嘉永(かえい)3年(1850)11代森田勘弥となり,森田座を再興。のち森田を守田にあらためる。中風にかかり「よい三津」とあだ名された。美男で和実,実悪をかね,所作事を得意とした。文久3年11月18日死去。62歳。江戸出身。前名は2代坂東簑助(みのすけ)。俳名は佳朝,秀朝,是好。屋号は大和屋,喜の字屋

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

坂東三津五郎(4代)

没年:文久3.11.18(1863.12.28)
生年享和2(1802)
江戸後期の歌舞伎役者。江戸生まれ。生後すぐに3代目坂東三津五郎の養子となる。2代目簑助と名乗った若手時代は2代目中村芝翫(のちの4代目中村歌右衛門)と覇を争う人気役者だった。養父の没後4代目を継ぎ,3代目同様和事,実事,舞踊をよくした。晩年,中風を病んだので「よい三津」と呼ばれた。11代目森田勘弥を継いで,休座していた森田座を安政3(1856)年に再開,守田座と改めた。5代目は3代目の養子で人気女形だった初代坂東しうかに死後追贈され,6代目は5代目の実子の女形。7代目は大正から昭和にかけての舞踊の名人。8代目はその養子で舞踊,実悪,老役を得意とし,現代の9代目におよぶ。

(井草利夫)

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