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坑内粉塵 こうないふんじんmine dust

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

坑内粉塵
こうないふんじん
mine dust

鉱山や炭鉱の坑内において,採掘坑道掘進,運搬その他の作業に伴って発生する粉塵の総称。これらのうちおもなものは,炭塵および岩粉である。炭塵は主として石炭の採掘,沿層坑道の掘進,石炭の積込み,運搬途中における石炭の積替えなどで発生し,坑内気流中に浮遊し,あるいは坑道に堆積して爆発およびその伝播に関係する。岩粉は鉱石の採掘,岩石坑道の掘進などの作業に伴って発生し,空気中に浮遊して塵肺 (ケイ肺症) の原因となるおそれがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうないふんじん【坑内粉塵 mine dust】

鉱石および石炭の採掘,坑道の掘進,その他坑内作業に伴って発生する粉塵の総称。石炭質粉塵は,別に炭塵coal dustと呼ぶ。粉塵としての粒子の大きさ(粒径)はとくに定義づけられていないが,普通は数百μm以下のものを指す。坑内で発生した粉塵は通気によって流下するが,長時間気流中に浮遊しているものを浮遊粉塵,坑道や切羽の床や支柱上に堆積しているものを堆積粉塵といい,粒径は前者が10μm以下,後者はそれ以上のことが多い。

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