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四国山地 しこくさんち

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

四国山地
しこくさんち

四国の中央部を東西方向に延びる高峻な山地。中央構造線南部の外帯山地の一部で,東は紀伊半島,西は九州山地につながる。石鎚山 (1981m) -剣山 (1955m) が四国山地の主部で,石鎚山が最高峰

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デジタル大辞泉の解説

しこく‐さんち【四国山地】

四国の中央部を東西に走する山地。石鎚(いしづち)山脈・剣(つるぎ)山地などからなり、山容は急峻(きゅうしゅん)で、多雨の太平洋側と少雨の瀬戸内海側とに分ける。

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百科事典マイペディアの解説

四国山地【しこくさんち】

四国の大部分を占める山地。地質構造上,中央構造線の南部ほぼ全域に当たり,北から変成岩,古生層,中生層が帯状分布をなす。石鎚山脈剣山地久万高原などを含み,大歩危(おおぼけ)・小歩危面河(おもご)渓などの横谷,那賀川仁淀川肱(ひじ)川などには東西方向の構造谷が多い。
→関連項目石鎚山愛媛[県]高知[県]四国地方

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世界大百科事典 第2版の解説

しこくさんち【四国山地】

四国の中央部をほぼ東西に走る山地。一般には中央構造線以南の外帯山地をさし,石鎚(いしづち)山脈,剣(つるぎ)山地を脊梁とし,標高1000mをこえる山地が大部分を占めている。東端は紀伊水道,西端は豊後水道に臨み,それぞれリアス海岸を形成している。中央構造線に平行して南に御荷鉾(みかぶ)構造線,仏像構造線が東西に走り,地質は北から順に結晶片岩からなる三波川(さんばがわ)帯,おもに古生層からなり中生層が部分的にみられる秩父帯,中生層からなる四万十(しまんと)帯が東西方向に帯状に分布している。

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大辞林 第三版の解説

しこくさんち【四国山地】

四国を東西に横断する山地。中央構造線の外帯に属し、東は紀伊山地、西は九州山地に連なる。山容は急峻。最高峰石鎚いしづち山(海抜1982メートル)。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔県域外〕四国山地(しこくさんち)


四国の中央部を東西に走る山地。中央構造線南側の外帯(がいたい)山地で、東は紀伊(きい)水道を挟んで紀伊半島に、西は豊後(ぶんご)水道を挟んで九州山地に連なる。東西約200km。西の石鎚(いしづち)山脈、東の剣(つるぎ)山地が四国の脊梁(せきりょう)をなし、最高峰の石鎚山(標高1982m)を含め1000mを超える山は13を数える。四国東岸に流れる吉野(よしの)川・那賀(なか)川・勝浦(かつうら)川、南岸に流れる四万十(しまんと)川・仁淀(によど)川など四国の主要河川の源流地。吉野川の大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)、支流の祖谷(いや)川の祖谷渓(いやだに)、面河(おもご)川の面河渓など深い渓谷が刻まれ、急峻(きゅうしゅん)な地形は古来、南北交通の妨げとなり、峠道だけが要路をなしていた。周辺はコウゾミツマタ・ソバの栽培が盛んで、古くから和紙の産地。第二次大戦後は鉄道・道路交通の発達により酪農が発展した。石鎚国定公園剣山国定公園など景勝地が多く、観光資源も豊富。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

四国山地
しこくさんち

四国の中央部を東西に250キロメートルにわたって走る山地。中央構造線の外帯を占め、最高は石鎚山(いしづちさん)(1982メートル)、ついで剣山(つるぎさん)(1955メートル)で、1000メートル以上の山が13ある。南側は四万十(しまんと)川、仁淀(によど)川、物部(ものべ)川、北東側は吉野川と勝浦川などの水源をなす。山地は仁淀川と吉野川によって三分され、中央主水界を石鎚山脈、東部を剣山地という。剣山地の南に並行して海部(かいふ)山地が走り、甚吉森(じんきちもり)(1423メートル)がある。それぞれの走向は地質構造と一致し、石鎚山脈の延長は三波川(さんばがわ)帯(結晶片岩)、剣山地は秩父(ちちぶ)帯(古生層)、海部山地は四万十帯(中生層)になる。四国山地は四国の脊梁(せきりょう)をなし、台風や南東の季節風の向風斜面となる太平洋側では年降水量3000ミリメートルの多雨地帯となるが、瀬戸内海側は背風斜面で、雨量は1000ミリメートル以下である。この降水量の不均等性は、南斜面に魚梁瀬(やなせ)、木頭(きとう)の林業地帯や電源開発地帯を形成し、反対に北斜面は溜池(ためいけ)地帯や山村畑作地帯を形成した。また急峻(きゅうしゅん)な地形は南北の交通を妨げ、峠交通が重要な要路となってきた。山地の開発は山岳武士(南北朝以来の土豪)などにより進められ、ソバ、アワ、コンニャク、コウゾ、ミツマタの栽培が行われ、現在も和紙や塗り物などの民芸品として伝承されている。[高木秀樹]

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世界大百科事典内の四国山地の言及

【高知[県]】より

…面積=7104.13km2(全国18位)人口(1995)=81万6704人(全国45位)人口密度(1995)=115人/km2(全国43位)市町村(1997.4)=9市25町19村県庁所在地=高知市(人口=32万1999人)県花=ヤマモモ 県木=魚梁瀬スギ 県鳥=ヤイロチョウ四国の南半部を占め,四国山地を境に愛媛・徳島両県に接し,太平洋に臨む県。室戸岬と足摺岬が弓形の土佐湾を抱き,県域は北東~南西方向に長い。…

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