壊疽をおこす病気のいろいろ(読み)えそをおこすびょうきのいろいろ

家庭医学館 の解説

えそをおこすびょうきのいろいろ【壊疽をおこす病気のいろいろ】

 疾患あるいは血行障害によって、末梢組織(まっしょうそしき)が壊死(えし)をおこし、汚穢褐色ないしは黒色に変色した状態を、脱疽(だっそ)または壊疽といいます。
 症状の1つとして壊疽をおこす病気には、つぎのようなものがあります。
褥瘡(じょくそう)(とこずれ(「褥瘡(とこずれ)」))
動脈硬化症(どうみゃくこうかしょう)(「動脈硬化症」)
急性動脈閉塞症(へいそくしょう)(「急性動脈閉塞症」)
バージャー病(閉塞性血栓血管炎(へいそくせいけっせんけっかんえん)(「バージャー病(閉塞性血栓血管炎)」))
■糖尿病(糖尿病壊疽(「糖尿病」))
細菌などの感染丹毒(たんどく)(「丹毒」)、皮膚結核(コラム「皮膚結核」)、ガス壊疽など)
脊髄損傷(せきずいそんしょう)(神経性脱疽)
やけど(「やけど(熱傷/火傷)」)
凍傷(とうしょう)(「凍傷」)
■放射線皮膚炎(コラム「放射性皮膚炎」)
■嵌頓(かんとん)ヘルニア(「鼠径ヘルニア(脱腸)」)
外傷けが

出典 小学館家庭医学館について 情報

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