多久[市](読み)たく

百科事典マイペディアの解説

多久[市]【たく】

佐賀県中部の市。1954年市制。多久盆地を中心に古くから開けた中心市街は,明治以後唐津炭田の炭鉱町として発展した。唐津線長崎自動車道が通じる。1972年炭鉱閉山以降,炭鉱跡地を中心に企業誘致が進められ,繊維,電機食品工業などが立地。北部の工業団地造成も進む。農村部は米,ビワミカン,イチゴなどを産し,畜産も行われる。孔子をまつる多久聖廟史跡)がある。96.96km2。2万1404人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

たく【多久[市]】

佐賀県中央部の市。1954年小城(おぎ)郡の北多久町と東多久,西多久,南多久,多久の4村が合体,市制。人口2万4507(1995)。市域は有明海斜面北西部にある多久盆地を中心に広がり,中央を六角(ろつかく)川の支流牛津川が東・南流する。市の中心部をJR唐津線と国道203号線がほぼ東西に通り抜ける。古代の高来(たく)郷の地で,官道の高来駅も置かれた。江戸時代は佐賀藩鍋島氏の親類同格多久氏の領地で,中心は牛津川沿いの御構内(ごこうない)であった。

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