日本歴史地名大系 「多摩区」の解説 多摩区たまく 神奈川県:川崎市多摩区面積:二〇・三九平方キロ川崎市の北東部を占め、北東は多摩川を境界として東京都調布(ちようふ)市・狛江(こまえ)市・世田谷(せたがや)区と接し、南は宮前(みやまえ)区、西は麻生(あさお)区・東京都稲城(いなぎ)市、東は高津(たかつ)区・宮前区に接する。多摩川に沿う沖積平野部には南東から北西へ地方道川崎―府中線・国鉄南武線が通り、商工街が多く、南西部は丘陵で寺尾台(てらおだい)団地・西菅(にしすげ)団地などの新興住宅地がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多摩区」の意味・わかりやすい解説 多摩〔区〕たま 神奈川県北東部,川崎市北西部の区。区域の大部分は多摩丘陵上にあり,北東部は多摩川の扇状地。 1972年区制。 82年麻生区を分区。かつては長十郎梨,伝十郎桃,禅寺丸柿で有名な果樹栽培地域であったが,1959年頃から小田急電鉄小田原線沿いを中心に宅地化が進行している。近年は大学などの進出により,文教地区的性格ももつ。中心市街地は東部の登戸で,JR南武線と小田急電鉄の交差する地点にある。よみうりランドのレジャー施設,市営フルーツパークがあり,生田の日本民家園には全国から古民家が集められている。面積 20.50km2。人口 22万1734(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by