大原 麗子(読み)オオハラ レイコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成の解説

大原 麗子
オオハラ レイコ


職業
女優

生年月日
昭和21年 11月13日

出生地
東京市 小石川区丸山町(東京都文京区)

学歴
北豊島高〔昭和39年〕卒

経歴
生家は東京・小石川の和菓子屋で、長女として生まれる。10代の頃に、歌手で俳優の田辺靖雄を中心としたグループ・六本木野獣会に参加しており、昭和39年NHKの新人オーディションに合格、ドラマ「幸福試験」で女優デビュー。40年東映に入社し、「孤独の賭け」で映画デビュー。梅宮辰夫主演の〈夜の青春〉シリーズや「柳ケ瀬ブルース」「不良番長」、高倉健主演の〈網走番外地〉シリーズなどに出演して注目を集め、46年渡辺プロに移籍してからは主な活躍の場をテレビに移した。石立鉄男主演のドラマ「雑居時代」「気まぐれ天使」のヒロインを演じた他、「くれない族の反乱」「樋口一葉」「となりの女」などに主演。NHK大河ドラマでは「竜馬がゆく」「勝海舟」「獅子の時代」「徳川慶喜」に出演、主人公・春日局役を演じた「春日局」は大河ドラマ史上屈指の平均視聴率を記録した。清楚でしっとりとした風情の日本的美人で、テレビ局の好感度タレントNo.1に14回も輝いた、戦後を代表する美人女優の一人。ハスキーボイスや仕草が独特の色気を醸し出し、52年から放送されたサントリーのCM「すこし愛して なが〜く愛して」の名セリフは流行語にもなった。不良少女、魔性の女から、勝ち気な女性、コミカルな役まで役柄は幅広く、映画「居酒屋兆治」「おはん」などの演技は高い評価を得た。人気映画〈男はつらいよ〉シリーズでは「噂の寅次郎」「寅次郎真実一路」と2回マドンナ役を演じ、61年映画「新・喜びも悲しみも幾歳月」の演技で山路ふみ子賞女優賞を受賞。平成3年には「男を金にする女」で初舞台。11年難病のギラン・バレー症候群を発症し、第一線から退いた。他の出演作に、映画「獄門島」「柳生一族の陰謀」「火の鳥」「セカンド・ラブ」、ドラマ「さりげなく憎いやつ」「おはよう24時間」「浮浪雲」「チロルの挽歌」「レイコの歯医者さん」、舞台「品川心中」「お夏狂乱」「眠り人形」などがある。昭和48年俳優の渡瀬恒彦と、55年に森進一と結婚したが、それぞれ53年、59年に離婚。森との離婚の際には“家の中に男が2人いた”とコメントして話題を呼んだ。以後、独身を貫き、21年自宅で病死しているのが発見された。

受賞
エランドール賞(昭41年度),テレビ大賞(優秀タレント賞 昭47年度),山路ふみ子映画賞(女優賞.第10回)〔昭和61年〕

没年月日
平成21年 8月3日 (2009年)

伝記
大原麗子メモリー秘宝耳対話 山田洋次〈1〉人生はつらいかその人その愛―加東康一が愛した30人のスターたち橋田寿賀子と素敵な24人日本の女優50人―素顔とことば雨彦のにんげん四季報アイドル40年〈PART4 昭和40〜50年代編〉今を盛りのいい女列伝―30代色香研究 講談社編ナンシー関 著山田 洋次 著加東 康一 著橋田 寿賀子 著菅野 拓也 著青木 雨彦 著山下 勝利 著(発行元 講談社朝日新聞社旬報社勁文社家の光協会新潮社講談社近代映画社旺文社 ’10’01’99’90’89’88’86’86’86発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

367日誕生日大事典の解説

大原 麗子 (おおはら れいこ)

生年月日:1946年11月13日
昭和時代;平成時代の女優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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