網走番外地

デジタル大辞泉プラス「網走番外地」の解説

網走番外地

①伊藤一の小説網走刑務所での服役経験をもとにして書かれた。1956年刊。
②①を原作とした1959年公開の日本映画。日活。監督:松尾昭典、脚色:松尾昭典、柏木和彦、撮影:永塚一栄。出演:小高雄二、浅丘ルリ子、大坂志郎、新井麗子、芦田伸介、河上信夫、高原駿雄ほか。
③①を原作とした1965年公開の日本映画。東映。監督:石井輝男、脚色:石井輝男、撮影:山沢義一。出演:高倉健、南原宏治、丹波哲郎、安部徹、嵐寛寿郎、田中邦衛、潮健児ほか。ヤクザ映画『網走番外地』シリーズ第一作。
④日本のポピュラー音楽。歌は俳優の高倉健。1965年発売。原作:伊藤一、替歌:タカオ・カンベ、採譜:山田栄一。高倉の代表曲の1つで、③の主題歌。2014年、高倉没後に追悼盤としてオリジナル盤が復刻発売された。

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デジタル大辞泉「網走番外地」の解説

あばしりばんがいち〔あばしりバングワイチ〕【網走番外地】

伊藤一の小説。網走刑務所での服役経験をもとにして書かれた。昭和31年(1956)刊。
松尾昭典監督による映画の題名。昭和34年(1959)公開。日活の配給。出演、小高雄二、浅丘ルリ子ほか。
石井輝男監督による映画の題名。昭和40年(1965)公開。東映配給。出演、高倉健丹波哲郎ほか。また、これを第1作とする東映のやくざ映画のシリーズ。昭和40年(1965)から昭和42年(1967)にかけて、石井により10作が撮られ、その多くが興行収入上位作となった。昭和43年(1968)以降の「新網走番外地」シリーズは降旗康男監督らによる作品。
[補説]はいずれもを原作とした作品。

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世界大百科事典 第2版「網走番外地」の解説

あばしりばんがいち【網走番外地】

1960年代後半に隆盛した東映やくざ映画の代表的スター・高倉健の主演映画で,65年の《網走番外地》から72年の《新網走番外地・嵐呼ぶダンプ仁義》まで,計18本作られた。広義にはやくざ映画の一種とみなすことができるが,おもしろみの中心は,やくざの主人公が通称〈網走番外地〉こと網走刑務所に服役して繰り広げる監獄ドラマと,出所して放浪するうち事件に巻き込まれて闘うという流れ者アクションと,この2要素の混合にある。

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