大江丸(読み)オオエマル

デジタル大辞泉 「大江丸」の意味・読み・例文・類語

おおえまる〔おほえまる〕【大江丸】

[1722~1805]江戸後期俳人大坂の人。本名安井政胤やすいまさたね飛脚問屋を営む。大島蓼太おおしまりょうたに師事し、市井の人事句を得意とした。句文集に「俳懺悔」「俳諧袋」など。大伴大江丸

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精選版 日本国語大辞典 「大江丸」の意味・読み・例文・類語

おおえまるおほえまる【大江丸】

  1. ( 江戸後期の俳人 ) ⇒おおともおおえまる(大伴大江丸)

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改訂新版 世界大百科事典 「大江丸」の意味・わかりやすい解説

大江丸 (おおえまる)
生没年:1722-1805(享保7-文化2)

江戸中期の俳人。姓は安井,名は政胤,通称大和屋善右衛門。隠居後,宗二と称す。前号は芥室,旧国,旧州。大坂の人。三度飛脚の問屋を営む。旧室,良能の門に入って談林俳諧を学び,後に蓼太(りようた)に入門。蕪村,几董(きとう)らと交わり天明・寛政期(1781-1801)俳壇重きをなしたが,終生遊俳立場を貫いた。絵筆をもてあそび,狂歌をもたしなんだ。編著は《俳懺悔》《秋存分》等。〈能因にくさめさせたる秋はこゝ〉(《はいかい袋》)。
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百科事典マイペディア 「大江丸」の意味・わかりやすい解説

大江丸【おおえまる】

江戸後期の俳人。本名安井政胤。隠居後は宗二。大坂の人。飛脚問屋を営む。通称,大和屋善右衛門,江戸店の通称は嶋屋佐右衛門。旧室,良能〔?-1679〕,のち蓼太〔1818-1787〕の門に入る。初め談林派俳諧に親しむが,蕪村など交際は広く,蕉風復興運動にも寄与一茶にも影響を与えた。生涯専門俳人とはならず〈遊俳〉の立場をつらぬいた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大江丸」の解説

大江丸 おおえまる

大伴大江丸(おおとも-おおえまる)

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367日誕生日大事典 「大江丸」の解説

大江丸 (おおえまる)

生年月日:1722年10月5日
江戸時代中期;後期の俳人;飛脚問屋
1805年没

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大江丸」の意味・わかりやすい解説

大江丸
おおえまる

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