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大雪山脈 だいせつさんみゃく

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百科事典マイペディアの解説

大雪山脈【だいせつさんみゃく】

中国,四川省西部の山脈。横断山脈の大雪山系で,雅【ろう】(がろう)江と大渡河の分水嶺をなし,最高峰ミニヤコンカ(7556m)。その東方に中国仏教四大名山の一つ,峨嵋(がび)山(3099m)がある。
→関連項目四川盆地ミニヤ・コンカ[山]

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世界大百科事典 第2版の解説

だいせつさんみゃく【大雪山脈 Dà xuě shān mài】

中国,四川省中西部をほぼ南北に走る山脈。長さ約200km。四川盆地の西方にあり,青蔵高原の東端,横断山脈の一部をなす。別名折多山。6000m級の高峰が20余もあり,主峰は貢嘎(コンカ)山すなわちミニヤ・コンカで,標高7556m。中国でもっとも氷河が発達した地域の一つである。西の雅礱(がろう)江と東の大渡河との分水嶺にあたる。1935年,中国紅軍は,長征の途上で,この山脈をこえている。【駒井 正一】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大雪山脈
だいせつさんみゃく / ターシュエシャン

中国、四川(しせん)省西部にある山脈。横断山脈を構成する山脈のうち最東部に位置し、並行して流れる岷江(びんこう)支流の大渡河(だいとが)と雅(がろうこう)支流の鮮水(せんすい)河の2本の河谷に東西を限られ、ほぼ南北の方向に約500キロメートルにわたって連なる。中央部にそびえる最高峰コンガ山(7556メートル)の周辺には万年雪と氷河をもつ6000メートル級の高峰があり、一般の高度は4500~5000メートルである。谷底は1500~2000メートルで温暖であり、山腹には混合林、ついで針葉樹林が標高3500メートル付近まではい上っている。ユキヒョウやパンダなど野生動物の生息地である。山脈も河谷も南北方向に走り、東西交通の障害となっている。以前から山脈のほぼ中央にある折多山口(峠)を通るチベット交易路が利用されてきたが、1954年ここに川蔵公路が開通した。[酒井敏明]

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世界大百科事典内の大雪山脈の言及

【四川[省]】より

…高原部は開析,破砕がすすみ,起伏が大きく,広義の〈横断山脈〉に属する。沙魯里山や大雪山脈,邛崍山などの間を金沙江や長江(揚子江)支流の無量河や雅礱(がろう)江などがほぼ南北に流れ,下流では深い峡谷をつくっている。谷地と山嶺との高度差は1000~3000mもあり,亜熱帯から氷雪帯までの気候の変化がみられ,植生の垂直成帯性も明瞭である。…

※「大雪山脈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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