出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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天満橋
てんまばし
大川に架かる橋で、東区京橋一丁目と北区天満一丁目にまたがり、南詰から谷町筋が南に延びる。江戸時代には現在の位置より少し東に架かり、京橋二丁目と天満二丁目(現北区)を結んでいた。公儀橋のため高欄擬宝珠があり、高欄は魏々として壮観であったという(淀川両岸一覧)。「摂津名所図会」に「当橋は浪花三大橋の第一にして河幅頗る広大」と記される。「当代記」慶長一九年(一六一四)八月二八日条に、大洪水で「大坂天満の橋落」とある。大坂冬の陣図屏風(東京国立博物館蔵)には京橋と難波橋の間に一橋を描き「天神橋」の貼紙があるが、後筆とみられるのでこれが天満橋であろう。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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