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天藍石 てんらんせきlazurite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

天藍石
てんらんせき
lazurite

単斜晶系の鉱物。 (Mg,Fe)Al2(PO4)2(OH)2 。マグネシウムが鉄より多い。硬度 5.5~6,比重 3.1~3.4。青色で多色性が強い。ケイ岩中に粒状に散在したり,石英脈に自形の結晶として産する。黄鉄鉱の細かい結晶が入った青色の天藍石はラピス・ラズリと呼ばれる宝石となる。深青色の地と黄白金属光沢の対照が美しいが,硬度5~6で,石英より軟らかいのが欠点とされている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

天藍石
てんらんせき
lazulite

美しい青色の含水リン酸塩鉱物。アルミニウム分に富む広域変成岩、熱水交代性粘土鉱床、ある種のペグマタイト中に産する。自形はやや変形した擬斜方複錐(すい)あるいは板状になることもあるが、多く粒状。飾り石として用いられることもある。日本では栃木県那須塩原(なすしおばら)市百村(もむら)の粘土鉱床中にごく少量産し、微細な両錐形の結晶をなす。石英、カオリナイトなどと共存する。[加藤 昭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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