夾竹桃(読み)キョウチクトウ

デジタル大辞泉 「夾竹桃」の意味・読み・例文・類語

きょうちく‐とう〔ケフチクタウ〕【×夾竹桃】

キョウチクトウ科の常緑低木。株立ちとなり、葉は竹に似て、3枚が輪生乳液に毒がある。夏、紅色の花を開く。花は先の5裂する筒形であるが、八重咲きが多く、白色・淡黄色などもある。インド原産。キョウチクトウ科の双子葉植物は約5000種が熱帯に広く分布 夏》「―花なき墓を洗ひをり/波郷

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精選版 日本国語大辞典 「夾竹桃」の意味・読み・例文・類語

きょうちく‐とうケフチクタウ【夾竹桃】

  1. 〘 名詞 〙 キョウチクトウ科の常緑低木。ペルシアからインドにかけて野生し、日本へは中国経由で江戸時代に渡来し、庭木薬用に栽植する。幹は高さ約三メートルになり、全体に有毒の乳液を含有する。葉は革質で細長く、長さ六~一八センチメートルになり、ふつう三葉ずつ輪生する。夏から秋にかけて、若枝の先端に筒状鐘形で先端が五裂し芳香のある径約三センチメートルの紅色の花を開く。花色には淡黄色(ウスギキョウチクトウ)、白色(シロバナキョウチクトウ)のものもあり、八重咲き(ヤエキョウチクトウ)もある。枝、葉、花は強心薬または利尿薬に用いる。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「夾竹桃花 竹裏桃華春正深。乱紅吹入翠森々。岩陰恐有残梅在。不改氷霜憶弟心」(出典:雲壑猿吟(1429頃))
    2. 「よしきりが庭に近鳴く五月雨のこもりの庵に夾竹桃の花」(出典:左千夫歌集(1920)〈伊藤左千夫〉明治三九年)

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