コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

妻鏡 つまかがみ

2件 の用語解説(妻鏡の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

妻鏡
つまかがみ

鎌倉時代後期の仏教説話集。臨済僧道鏡一円 (1226~1312) の編。1巻。一円は無住と号し,大円国師と諡 (おくりな) された人 (→無住一円 ) 。その晩年の編と考えられる。無常観,修行,業因,持戒などの説話を集め,婦人を対象としたために『妻鏡』という。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

つまかがみ【妻鏡】

鎌倉時代の仏教書。無住著。1巻。13世紀末ごろの成立。鎌倉の武士の家に生まれた無住は,諸宗の教えを学んだ後,30代の半ばに尾張の長母寺に住みついて庶民教化につとめた。本書は晩年の無住が,仏教の基本を平易な仮名交り文で説き明かしたもので,民間の布教者無住の,一宗一派にとらわれない立場と主張が簡潔に述べられている。引用される説話には《沙石集》《雑談(ぞうたん)集》と共通のものが少なくない。【大隅 和雄】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

妻鏡の関連キーワード永平清規開目鈔学道用心集愚禿鈔広弘明集根本仏教伝光録摧邪輪御伝鈔坐禅用心記

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

妻鏡の関連情報