デジタル大辞泉 「始末書」の意味・読み・例文・類語 しまつ‐しょ【始末書】 1 過ちをわびるために、事情を記して関係者に提出する書類。しまつがき。「始末書をとられる」2 公的責任を問われている者が、自己に関して問題になっている事柄の一部始終を記載して提出する文書。 しまつ‐がき【始末書(き)】 「しまつしょ(始末書)」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「始末書」の意味・読み・例文・類語 しまつ‐しょ【始末書】 〘 名詞 〙① 法律で、事柄の一部始終を記載して上申する書面。[初出の実例]「死刑の執行畢りたるときは書記其始末書を作り」(出典:刑法附則(明治一四年)(1881)三条)② あやまちをわびるために、一部始終を書き記して出す書類。[初出の実例]「有無なく私は川島先生に始末書を書かされた上、したたか説法を喰ってしまった」(出典:途上(1932)〈嘉村礒多〉) しまつ‐がき【始末書】 〘 名詞 〙 =しまつしょ(始末書)〔改正増補和英語林集成(1886)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「始末書」の意味・わかりやすい解説 始末書【しまつしょ】 過失または事故に際し,当事者がその事実と経過を上司または官憲に具申し,謝罪の意を表す文書。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報