デジタル大辞泉
「婉」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「婉」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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婉(1) えん
?-? 江戸時代中期の女性。
出羽(でわ)米沢藩(山形県)を浪人し,江戸で医者となった父にしたがう。享保(きょうほう)(1716-36)の末ごろ16歳のとき,父の留守に盗みにはいった4人の男を殺傷。一躍女丈夫(じょじょうふ)として有名になり,町奉行に賞された。
婉(2) えん
大原富枝の小説「婉という女」の主人公。
土佐藩執政の父野中兼山が失脚し,4歳の時から40年間幽閉生活をおくる。赦免後藩の儒官谷秦山(じんざん)にであい,互いにひかれるが,秦山は政変にまきこまれ,蟄居(ちっきょ)後没し,婉は孤独の中で秦山の思い出に生きる。昭和35年「群像」に掲載。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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