宮薗千之(2世)(読み)みやぞのせんし[にせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宮薗千之(2世)」の意味・わかりやすい解説

宮薗千之(2世)
みやぞのせんし[にせい]

[生]弘化2(1845).江戸
[没]1909.1.10.
宮薗節千之派の家元本名小川さな。1世宮薗千之の孫弟子長唄箏曲を学び,一中節では菅野さな。 1884年2世を継ぐ。俗に「名人おさな」といわれ,明治期女流邦楽界の重鎮であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android